紺ノ間

(日常記録に投稿した記事の再掲)


初めて手にしたタロットは昔アニメイトで見付けた乙女ゲーム作品のグッズで大アルカナのみだった。
その後、題材に強く惹かれて購入した日本神話タロットも当時はまだ大アルカナのみで。
2016年になって初めてデッキ付き入門書を購入したけれど可愛い絵柄のセットだったから、本来の姿も手元に置こうとスミス・ウェイト版……所謂ライダー版も同時に入手した。
でもそこからずっと他の事に夢中だったからそこまで熱心にタロットを深める事はなかった。
今でも占いは学問としての魅力の方が強いけど、きちんと身に付けたくて調べる内にオラクルカードやルノルマンカードにも出逢った。

そして先月、オリジナルアートのタロットを求めてネットの海を彷徨っていたら強く惹かれる絵柄のデッキを見付けた。
ああ、タロットはこれを最後にしよう。
そう思ったのに２タイプあるバックデザインのうち気に入った方は選べず別商品扱いにもなっていない。
どうしても妥協する気になれなくて調べる内に、トランプサイズのそれは新デザインの海賊版で私が欲しいのは旧デザインであり、どちらもポーランド製の正規品は大判サイズしかなく日本では出回っていないらしい事を知った。
妥協できなかった理由が好みの問題以外のところで妙に腑に落ちて、ポーランドの正規販売サイトで購入を決めた。
初めての外貨支払い。発注。数日後の発送メール。
じゃあ果たしていつ届くのか……よりにもよって私は戦争中に近隣国からの個人輸入を試みているので心配は尽きない。
注文後に本屋で見付けて悩まず購入したルノルマンカードが、具体的な時期を知るのに適していると聞いたので占ってみる。
キーカードは郵便物を示す「手紙」。
「紳士」……？そして「魚」……これが注文したタロットの事かな……次に「山」。
どうやら「魚＝商取引」は「山＝困難や障害」を乗り越えてくれたらしい。
「紳士」＋「魚」＝ビジネスパートナー。
「紳士」は28の数字を持つ。
28日後……？ふと３日前に来た発送済メールを見直してみる。
『到着まではヨーロッパなら5〜14日、それ以外の地域は10〜28日』
28日が一致してる…………でもこれ3/6から見てなのか(4/3)、今日から見てなのか(4/6)解らない。
到着する事で今回の占いの精度の見極めにもなるので楽しみに待とうと思った。
でも正直なところ最大日数より早く届いてほしい。


追記：答え合わせ。